中型免許とは？
中型車とは、車両総重量5トン以上11トン未満であり、最大積載量3トン以上6.5トン未満、乗車定員11人以上29人以下の車のことを言います。2007年6月に、中型自動車免許は、道路交通法により区分が変更になりました。法改正前には、普通自動車免許を取得している方は、中型自動車も運転可能でしたが、中型自動車免許を新たに取得しなければなりません。法改正前に普通自動車免許を取得している方の免許は中型免許となり、「中型車は中型車（8t）に限る」と書かれています。
中型免許の条件と年齢制限を見てみよう！
中型自動車免許を取得するためには、年齢が満20歳以上でなければなりません。さらに、普通自動車免許取得者か、大型特殊免許取得者であり、運転経験期間が2年経過していなければなりません。また、自動車教習所では、教習開始後9ヶ月以内にすべての教習を終了する必要があります。視力は片眼で0.5以上、両眼で0.8以上であること、深視力の能力が検査項目に含まれています。聴力も10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえなければなりません。
自動車の運転に支障を及ぼす身体障害がないこと、アルコール中毒などの病気症状を抱えていない方などが条件になります。このように、中型自動車免許を取得するには、身体的能力も求められることでしょう。中型自動車免許を取得する方法には、自動車学校に通学して取得する方法と、合宿免許で取得する方法があります。「中型車は中型車（8t）に限る」免許を所持している場合、最短5日で取得することが可能です。しかし、平成19年以降に普通自動車免許を取得した方は、20日間の教習が必要になるでしょう。
中型免許を取得するなら、合宿免許がおすすめ
車と免許と年齢制限を考え、中型免許を取得するなら、合宿免許で取得することがおすすめです。合宿免許の場合、中型自動車免許だけでなく、牽引や大型特殊自動車免許を共に取得できるプランもあるからです。
合宿免許であれば、効率的に教習を受講し、短期間で集中して免許を取得することが可能です。合宿免許の料金は、教習費や検定料、宿泊費、食費などが含まれています。また、交通費も支給してくれる自動車学校も、中にはあることでしょう。検定に落ちてしまい、教習がオーバーしてしまった場合でも、卒業まで保証されているプランの場合、追加料金がかからない自動車学校もあります。合宿免許であれば、旅行気分を味わいながら免許を取得することができますので、申し込んでみるのはいかがでしょうか？
