技能講習~学科講習~ランチタイム

合宿免許で学ぶこととは?

合宿免許では、自動車教習所が準備している宿舎に泊まり、入校から卒業までのスケジュールに沿って教習を受講し、短期間で卒業することができます。通学とは異なり、煩わしい予約や、手続きをする必要がないですし、合宿免許のほとんどがパック料金(教習・食事・宿泊・交通費など)のため、安心して卒業に向け、集中することが可能です。自動車学校で学ぶ教習には大きく分けて2つ、学科教習と技能教習を学びます。学科教習も技能教習も、第一段階と第二段階の教習に分かれており、第二段階に入る前に、仮免許を取らなければなりません。第二段階が終わったら、卒業検定を受け、合格すれば卒業できるでしょう。

学科教習とは?技能教習とは?

第一段階の学科教習では、自動車学校から配布される教本を使用し、自動車を運転するために必要な基本的な基礎知識を学びます。日本の交通ルールや、路上で運転する前に知っておくべき基本的なことを学ぶことでしょう。第一段階の技能教習では、道路で運転するための基礎的な実技を学ぶことになります。自動車の各装置の基本操作や、基本走行などを勉強するでしょう。前進や停止、後退、交差点などの20項目以上を学ぶことになります。教習所内のコースで教官と共に車に乗って練習します。

第一段階から仮免許交付までの期間は、AT車は12時限、MT車は15時限の技能教習と、学科教習10時限を学びます。教習所内を走行する終了検定に合格して、適性検査・仮免許に合格すれば、仮免許が交付されて、路上で練習することができるでしょう。

技能講習~学科講習~ランチタイム

合宿免許での1日の過ごし方ですが、学科講習や技能講習の1時限目は、朝の8時~9時頃から始まることでしょう。学科講習は、遅刻すると教室に入れませんので、時間に間に合うように気を付けましょう。休憩時間は、フリースペースで学科の勉強することができます。分からないことなどがあれば、友だちなどに聞きながら勉強することもできるでしょう。

最短で普通自動車免許を取得する場合、一日の受講時間は平均4~5時限と考えられます。ランチタイムまで技能講習や、学科講習をスケジュール通り受けていくことになるでしょう。昼食は、自動車学校内や、隣の建物にある食堂などで食べることができます。お弁当だったり、日替わりメニューなどがあり、場所によっては、ご飯とみそ汁のおかわりが自由にできる所もあります。近くのコンビニエンスストアにお菓子を買いに行くこともできるでしょう。昼食を食べ終わって、午後1時から午後の教習が始まります。学科教習や実技教習など、午後も最短卒業を目指して予定通り進めていくことになるでしょう。